1.どうね道
              昔のどうね道の紹介「昔のどうね道」の紹介      
       


みなみ野の昔の面影を残す道 No.1


七国峠(津久井往環)道から現在のみなみ野5丁目のウインダーランド店付近で南に分岐し、君田谷戸から、中村谷戸、和田内谷戸を通り、杉山峠(現在の御殿峠)近くに抜ける古道がありました。この中程の部分で、法華寺付近の道を「どうね」・・堂にゆく道・・・と君田谷戸では呼んでいました。
宇津貫公園入口辺りから法華寺にかけてのS字状の区間に昔の面影を残しています。
その付近の昔の略図と現在の略図を 図ー1、図ー2に、及び当時の景観と現在の姿を図ー3,4に比較してみました。
 「どうね道」は君田谷戸との南側の高台、現在の宇津貫公園を通っていて君田谷戸が一望出来る野道で、春は道端に色とりどりの花が咲くきれいなところでした。近くに大きい土蔵を持つ農家と法華寺のお堂があり、一服の絵のような風景でした。もちろん道は狭く6尺(約1.8m)程度のものでした。
図ー1の地図中で坂道といわれているところは、現在急な階段となって残されています。一度訪ねてはいかがでしょう。   注:「どうねみち」は「どうのみち」とも呼ばれていた。
              水越 恒雄  

宇津貫公園入口から法華寺付近の道  ・・ 昔の「どうね道」と古道 ・・


図ー1昔の風景
図ー2現在の街並み
図ー3昔のどうねみち
図ー4現在の道