2.JR横浜線中村ガード
                          「JR横浜線中村ガード付近」の紹介    
         

みなみ野の「むかしの面影を残す道」 No.2

七国と兵衛の境に位置するJR横浜線の中村ガード附近の道は、宇津貫町当時の面影を残しています。
 今でも中村ガードを見ていると、開発前にタイムスリップした様な錯覚にとらわれます。この中村ガードは、明治41年に当時の横浜鉄道が敷かれた時に出来たものです。東側半分が昔の石垣、西側半分は複線化に伴いコンクリートで新しく造られた部分です。
 昔は民家もまばらで、周りには麦畑や桑畑が広がり、ガードをくぐって兵衛川に出たところに「せいみせ」と呼ばれた唯一の商店がありました。
 電車や貨物列車は1時間に数本通るくらいの、如く静かな田舎でした。 

              水越 恒雄  
昔の面影を残す道 JR横浜線中村ガード付近


図ー1 昔の風景
図ー2 現在の街並み
図ー3 昔の道
図ー4 現在の道