9.菖蒲谷戸公園東側
                    「みなみ野三丁目 菖蒲谷戸公園」東側付近の紹介    
         

みなみ野の「むかしの面影を残す道」 No.9


 八王子みなみ野駅の近く、毘沙門天「現在の神社」南側に、菖蒲谷戸と呼ばれる集落がありました。今のみなみ野三丁目の東の部分に当たります。この集落の中心に1本の里道があり、小比企方面に抜けていました。この例はこの集落の一番奥の風景です。
 集落から山にさしかかろうとする辺りに梅の古木があり、きれいな花を咲かせていました。今は栃谷戸公園に移されています。
 近くには小川が流れていて、みなみ野の街が開発される直前まで自然に生息するホタルが舞っていました。もともと、みなみ野が開発される前の宇津貫町は、いたるところでホタルの乱舞がみられましたが、ここが最後まで残っていたところです。ここでも小川は埋められ、その姿を見ることは出来ません。

   製作、著作・水越 恒雄 

「みなみ野三丁目、菖蒲谷戸公園」東側付近

図ー1 昔の風景
図ー2 現在の街並み
図ー3 昔の道
図ー4 現在の道